2007年7月23日月曜日

Life is..., so ....! Life is money, so earn it?


人生って、なんだろうね。ある人は、人生は、$$次第、だから、ビックマネーを掴まないと・・・。っと豪語する。でも、アジアの国には、富の象徴である金(Gold)を仏に贈呈する事で、祈る人がいる。なんの意味があるのかな?健康でいられる事の感謝として、手に入れた富を戻すのかな?それとも、富を得たいがために、祈るのかな?
以前、新宿ホームレスのボランティアの件をブログした事ありますが、そのクラス(Global Citizenship)では、それ以外にも、自閉症の子供達と御殿場乗馬合宿、障害児・虐待児とのアムウェイ主催小錦アロハコンサートへの参画っと、いろいろな機会を経験する事ができました。一応、小錦にも会えましたし、彼の奥さんは、相変わらず、綺麗な人だなぁ~って感じました。やっぱり、ハワイはいいよ、アロハー♪だよ!カメハメハだよ♪!
御殿場へは、土日の2日間をつかい、自閉症児と一泊し、乗馬を体験させる企画に参加しました。ついでに僕も、人生初の乗馬を経験する事ができました。自閉症は、英語で、Autismって言うんだけど、自閉症の僕のイメージは、静かで、ジーッとしていて、喜怒哀楽が激しい・・・って思ってました。実は、自閉症は、脳の発育に障害があり、ジーッとしているのも症状のひとつですが、その障害によって、手足が自由に動かなかったり、言葉を発せないなどの障害を持つ場合もあります。

私が担当した男の子は、13歳ですが、自分ひとりでは、トイレができず、風呂も入れず、言葉も発せず、食事だけは、スプーンを持たせれば、散らかしながら、ガツガツたくさん食べる少年でした。会話もできないので、彼が何を考えているのか分かりませんし、歩行もまっすぐ一人では歩けません。その子と一日過ごし、アイコンタクトもできない状況ですが、手をつなぎ、抱き合い、彼の体温を感じることで、愛着が沸いてきて、だんだんと、彼の仕草から、気に入ってないな!or 楽しんでるな!ってのが読み取れるようになってました。いい勉強&経験になりましたが、親切なことをしてあげても、当然、彼からの見返りを期待することもできませんし、それ自体が、ナンセンスの馬鹿げた期待だなぁ~ってつくづく、感じました。最終的には、彼は、乗馬しましたよ。感動的なシーンでした。正直、喜んでいる様子には見えませんでしたが、彼にとっても、貴重な経験ではなかったかなぁ~って思っています。

その授業も、先日、最終日を迎えました。すべての生徒が、皆の前に立ち、3~5分くらいの授業体験を通じて感じた事、得た事を発表しあうかたちで、ファイナルセッションを終えました。自分の中でも、社会に貢献したい!どんな小さなことからでも!っとか、以前、ブログに書いたような事を、このクラスを通じて、感じたことです。今回のブログは、クラスメイトの感動コメントを下記に記載します。

彼のコメント(男性 from Europe)
多くの人が、Life is jouney, so enjoy it! Life is challenge, so meet it!とか、人生に挑戦し、楽しみ、意思を持って戦っている。そんな中、Life is too much pain, no hope & distess (人生は苦痛ばかり、夢なんかない、嘆きばかり) っと言う人、また、それすら言えない人、考えられない人、考える事にハンディキャップを負っている人を目の当たりにしたときに、****彼自身、涙で言葉を失う ****、自分はラッキーだと感じることしかできない。それが**** Sorry(むなしい).

彼のコメント(男性 from China)
よく頭の良い人は、自分に何ができるか?自分の存在意義は何なんだ?って論理的に考えて、何もアクションを起こせない。重要なのは、考える前に、アクションを起こすことで、老人に席を譲る事でも、コンビニの募金箱にお金を入れることでも、どんなことでも、まず、実践から始めるべきである。それが、できない人は、本当の、頭の良い人間ではない。Don't think too much, just do it!

彼女のコメント(女性 from China)
6歳の時住んでいたチベット近郊で、夕方、自転車の乗り方を友達と練習していた。その中で、12歳の知能障害の男の子がいた。みんな帰るときに、誰も送っていかないので、私は、2人乗りして彼の家まで送っていって、相当、遅くに帰宅した。直接帰るのに比べて、30分くらい、遅くなった。心配した両親は、帰宅するなり、「どうして、遅くなったの?」って心配していた模様で、「・・・君を家まで送っていってあげたの!だから、遅くなっちゃった!」って6歳の少女が、胸のいっぱいの“いい事した充実感”を抱きながら答えたところ、父親は、ひどく叱り付けた。「今後、一切、彼に近づくな!分かったか!」って。彼女は、何に怒られていたのか、分からなかった。今は、言葉に表せないけど、今回のクラスを通じて、改めて、どうあるべきかって考える機会になった。

この授業も、いよいよ終了しました。本当に、いよいよ、期末ファイナルテストと、卒業論文だけって事になってきました。いろいろな生徒と仲良くなれて、ネットワークがグローバルに広がった事、また、今まで接しなかった障害者らに出会うことができて、自ずと視野が広まったなぁ~ってつくづく思います。これって、ファイナンスだとかの公式なんか、すぐに忘れちゃうけど、結構、記憶に残る衝撃がいっぱいあったのも、こんなクラスメイトのお陰だなぁ~って感謝を噛み締めて、ラスト1ヶ月を充実して過ごしたいと思います。

PS:
中国から来ている女学生のコメントは、自分が親として、しみじみと重みを感じる。彼女の親の気持ちも分かるし、これって、日本の親も同じ態度を取るんじゃないかなぁ~って思います。ましてや、6歳の娘ってなったら性的な嫌がらせとか、または、命にかかわる犯罪とかに巻き込まれるのも心配だしね。さて、自分の息子が、素直な何も知らない純粋な気持ちで、知的障害者や、身体障害者を家に連れてきたら、自分だったら、なんて教育するかな?難しいね。これって、本当に、難しいね。ギュッて、いっぱい抱きしめて、褒めちぎって、その連れて来た子と晩御飯一緒に食べれたら、最高なんだけど、それは、現実にできるかな?難しい問いだよね。
そんな事を、奥さんに、電話で聞いてみた。長男や次男が、公園で遊んでいて、障害者と友達になったら、なんて教育する?って。彼女は、即答で、「障害者だから、傷つけたり、怪我をさせないように、まず、接し方を教える。障害者を連れてきたからって、叱る事はない。それよりも良い経験の機会でもあるし、そんな優しい心を持った子供を褒めたい!」だって。やっぱし、僕は、良い奥さんっと結婚しましたね。えへへへ。