2007年7月22日日曜日

プライド高い!は、褒め言葉?


もう誰のコメントか忘れてしまったが、「天狗の人は、大海を知らない、井の中の蛙だ!」ってな事を言っていたのを思い出す。また、誰のコメントか忘れてしまったが、あくまでも自分の位置を把握でき、謙虚でいる為に、例え話として、エベレストの存在を知っている、知らないは大きな意味がある。っと言っていた人がいた。決して、エベレストに登頂しろ!とか挑戦しろ!とか言ってるのではなく、そんな山があるって存在を知っているだけで、今、登っている山の位置付けを把握できるらしい。今の僕は、とある山に登山中(挑戦中)だか、他の生徒に比べたら、まだ3合目くらい、いまだ、見晴らしは悪いわなぁ~。
僕は、自分を分析するに、それでも、相当、自分を愛している。誰よりも自分のことが大好きで、可愛がっている。自分では、天狗だと思ってないけど、自己愛に没頭するあまり、自尊心は高いと自負している。だって、この世で一番自分の事を知っているのは、僕以外にいない訳だから、時に律し、時には、最大限に褒めてあげたいよね。身長が、もっと高くなりたい!っと思った事もないし、整形したいっと思った事もない。大学時代のファミレス会話を思い出すけど、ある時、「コンプレックスとかないの?」って聞いてきた人がいるけど、なにかなぁ~って相当悩む。だって、生まれ変わるとしたら、また、今のままでオッケイだと思ってる人だから、本当に夢がないし、ある意味、不細工なんだけどナルシストってな一番太刀の悪い人間類かもしれない。
相当、自分を愛しているし、一見、パーフェクトに見えるが、それは、ガラスのハート(女か?)。小心者で、臆病で、石橋叩き割りたいくらい慎重派。日本語の会話の中で、歴代の彼女の事を表現するときに、「昔のおんながさぁ~」っとは決して言う事ができず、正直、相当仲良くなっても、名前なんか呼び捨てで呼べないッすよ。「僕と付き合ってくれた彼女さんが・・・」って言うと、比較的新しい友人は、「仮に555が苦労の末、念願かなって、その彼女が付き合ってくれたとしても、付き合ったのは事実なんだから、大学時代に付き合った彼女が・・・って言えばいいじゃん!」って日本語の正しい使い方をレクチャーしてくれる。
そんなカンダで、大学1年生の時に、池フクロウでデートしてくれた彼女さんが、「555は、Pride(プライド)高いよね?」ってボソッと言ったのを思い出す。ガラスのハートだって言ってるのに、外見で絶対判断されたに違いない!少し、ショック。それ以来、Pride(プライド)ってなんだ?って、辞書選びをする時に、いつも、この単語を引いてから、購入を決意している。
早速、僕が大学受験で多用した大修館書店のGenius辞書を調べてみると、誇り、うぬぼれ、自慢の種、自尊心、傲慢、横柄が、Prideの意味らしい。否定的な訳が並ぶ。プライドが高いねぇ~っをどのように解釈したら良いのでしょうか?日本では、完璧、否定的領域だね。横柄な奴だ!他人の言う事を聞かない!うぬぼれ野郎!とかね。
それでは、かすかな望みを抱きつつ、訳語のひとつである「自尊心(Pride) 」は、ポディティブ意味か、ネガティブ意味か、日本語国語辞書で検索した結果、「自分の人格を大切にする気持ち。また、人の思想や言動などに自信を持ち、他からの鑑賞を排除する態度 」ですって。ややこしくない?前半は+イメージだけど、後半は-イメージ。誠にややこしい。こんな辞書使ってたら、一生、英語力は伸びない気がしてならない。最近、英英も時々使うけど、Prideを英英検索した結果は、
1)
Feeling of deep pleasure or satisfaction derived from one's own achievements, the achievement of one's close associates, or from qualities or possessions that are widely admired.(要するに、達成感とか、賞賛された事からくる喜び、満足)
2)
Consciousness of one's own dignity (自分品格の認識)
3)
Feeling of respet that you have for yourself (自分自身への尊敬の念)
絶対、英英の方がシックリ来るし、この英語解説をどう訳せば、うむぼれや傲慢などのネガティブ語が日本の辞書に存在するのかが、本当にムカついてくる。日本人は、本当に、根っからの悲観的、被害者主義意識が高いような気がしてならない。悲しい事です。
っで、最後に、同級生に Be proud of myself のイメージについて聞いてみた。基本的には、ポジティグに解釈されるらしい in USA. ただし、度を越すと、ネガティブへと変わるとの事。ここでも、バランスって話になるんだね。最終的には。
っと言うことで、言語学者でもない私が、金田一春彦を気取って、述べてみました。結論として、今後も、自分へのプライドだけは、維持していきたいと強く思っています。息子達にも、「Be proud of yourself. Take pride in your possession!」って教えて行きたいと思います。

PS:
大学一年生の時の彼女さんは、当然、僕よりも頭いい子ですし、外大ですし、勉強熱心で、英語の教職課程も履修していたので、きっと、本当のPrideの意味をアメリカ版(英英辞書)にて解釈していただろうと信じます。だから、あの時の「555は、プライドが高いねぇ!」っは、僕への尊敬の念で、無心で発してしまった言葉だったんだろうと解釈しています。本当に、死ぬまで、楽観主義者は楽観主義者ですね。アーメン。