2007年7月6日金曜日

もうひとつの新宿の夜


7月1日(日)の新宿ホームレスの配膳、パトロールを終了すると、22:00頃になっていました。土曜日に、硫黄島なんかのDVDを見たせいで、月曜日の予習を、まだやってない!っといった嫌らしいストレスを抱きながら、友人ふくめ3人で、新宿の夜の街に、ビールを飲みに出かけました。それは、それは、世界一の歓楽街ですから、ネオンは、ガンガンでした。

我がクラスで、僕が最も、仲良くしているミャンマーからの生徒、もう一人は、東大でて、某大手商社に勤務する日本人生徒と僕との3人で、いろいろ会話しました。テーマは、「俺達って、なんなんだろうね?ちっぽけ過ぎないか?社会に貢献する?おいおい、でも、何にも出来っこないよ」っと、自分達の無力さを嘆く、自虐的なテーマでした。
話は、多岐に渡って、激論交わした結果、ひとつの案が、纏まりました。せっかく、MBAを勉強して、それも、世界各国から仲間が集い、皆が、自分の無力さを痛感している背景の中で、チャリティー財団(Foundation)を設立したら、なにか、社会貢献になるのではないか?っと思いつきました。

その話は、大いに盛り上がり、ポートフォリオ組んで、BRICs(VISTA)に投資して、リターンを得て、その配当の中から、ネパールに薬を提供し、新宿ホームレスへ提供するお米代でも捻出できたら、これは、すごい事ではないか?クラスメイトは、48人いるから、100㌦/年を生徒からの寄付として預かり運用したら、10年経過したら、化けるだろ?クラスメイトの中には、ミリオネアーになる奴がいたら、寄付は、もっと出すだろう!待てよ、誰が運用責任者だ?クラスには、証券マンや、投資銀行マンがいるから、適任者はいるだろ?っと一気に加速しました。
そんな事で、この案を、クラスメートにE-mailで展開したところ、多くの賛同が得られたため、卒業する8月末に向けて、財団を作る準備に取り掛かることとなりました。私もOrganaizer&Founder(創設者)の一人として、積極的に絡みたいと思っています。この財団設立は、この一年間で一番興奮する出来事(Happy Moment)でした。少し、本腰入れて、頑張ってみます。
PS:
人生ってなにかな?MBAの勉強をする前は、将来、村上ファンドみたいに、555ファンドって会社を設立して、村上さんには適わないけど、預かった資金を運用してお金持ちになるぞ!ってな選択肢も、少しは可能性のあるだろう夢のひとつとして抱いていました。そんな夢を抱いていたんだけど、思わぬかたちで、ファンドを設立する事となりそうです。今回、設立するファンドは、営利目的ではないけど、個人の無力感に共感するクラスメイトのパワー結集して、少しでも社会貢献になるかな? 毛利家家訓「一本の矢は、すぐに折れるけど、束になったら、ちょっと、すぐには、折れないぞ!」