2007年7月29日日曜日

最高の仲間達(武士達)&日本アジアカップ4位


今日は、日付けも変わり7月29日(日)になりましたが、2日前の7月27日(金)の事を中心に日記風に書いてみます。インターネットブログの世界では、全世界の言語の中で、1億人程度(2%弱)しか使用しない日本語のブログが、英語ブログを抜いて、世界一のブログ投稿数なんだってね。それには、Mixiの役割も大きいだろうけど、日本的な日記文化が、それを支えているらしいですね。アメリカ人とかのブログの傾向は、新聞記事、時事問題に対して、自分のオピニオンを主張しているのに対し、日本では、ほのぼの日記が大半を占めるようで、それはそれで、かわいいですね。今まで、僕は、個人的に、日常生活で感じた事を、日記の範囲を超えて、自分の考えを主張しよう!っと意識してきましたが、今回は、日記風に書いてみます。今日は、そんな気分。
金曜日は、MBAクラスの全てが終了して、ホッとしたけど、この仲間全てが同時に集う事は、二度とないかと思うと、悲しくなってきたのが正直な気持ちでした。ビジネスプランのプレゼンが終了し、結果は、賞金ゲットできませんでしたが、それはそれで、なんか納得でき、そんな事は、どうでも良くなっていました。結局、金曜日は、パーティー三昧で、一次会を神保町近くで21:00頃までやって、その後の2次会は、銀座に移動し、朝までカラオケし、飲みつくしました。一週間(いや、一年分)の疲れが溜まっていた為、朝まで起きているのは、体力的にもシンドイものでしたが、仲間との共通の時間が終焉するのが近づいている事を、皆が、感じている為、感慨深い飲み会となりました。この一年は、僕のスタンスは、飲み会があっても、自分の授業予習を優先し、参加しない事もありました。参加する時も、本当に、体力的にもシンドカッたりして、終電には、帰宅していました。今回は、初めて、朝まで仲間と楽しみました。
卒業式は、8月31日なので、また、その時に会えるのですが、それは、全員と会えるわけではありません。2年間コースの生徒は、アメリカ、イギリス、フランス、韓国のMBAスクールに交換留学制度を利用して参加する為、8月中旬より日本を出発します。また、1年間コースの生徒でも、家庭の事情等で、卒業式に参加せず、8月初旬に、国に帰る生徒もいます。要するに、銀座二次会は、最後の集いなんです。 僕は、朝までいましたので、終電帰宅する生徒、終電後のタクシーで帰宅する生徒のみんなとバイバイしたのですが、彼らの後姿を見ながら、ジーンっと来てました。みんな最高な武士だったなぁ~って。今までも、僕は、最高に尊敬できる人と出会う事はありましたが、今回のクラスメイトは、度を越していたなぁ~って、つくづく思います。どんなに自分が頑張っても、追いつけないっと思えましたし、各人が強いキャラクターを持ってましたし、苦しくなればなるほど笑顔を見せた連中でしたし、発想する考えってのも、圧巻でした。世代、会社、国籍を超えて、集まった最高な武士軍団だったなぁ~って、自分が、その軍団に存在していた事を誇りに思います。仲間のお陰です。
お陰様で、土曜日は、熟睡する事でできました。8:00~22:00までの14時間睡眠です。気持ちよかったなぁ~。22:00に起きて、最後の最後、本当に唯一の宿題である卒論続きをしようと、寮の図書館に向かおうとしたら、エレベーターで、クラスの韓国人生徒に出くわした。彼が、「555、今から、どこ行くの?」って聞くので、「図書館!」って答えると、「何考えてるの?アジアカップの3位決定戦の日本x韓国戦を見ないの? Crazyだ!」って言われたので、そのまま、エレベータを降りることなく、ラウンジに向かい、TV観戦しました。
延長までもつれ込む接戦となりましたが、PK戦の末、日本は負けて、4位になりました。明日のスポーツ新聞の酷評が楽しみです。選手は、みんな、頑張ったんだと思うけど、新聞は、羽生!!!って書くだろうし、なんで、稲本呼ばないんだ!!!とか、オシム監督を責めるんだろうね。みんな勝ちたくて戦ったんだけど、プロは、非難を受けなきゃいけないから、本当に、厳しいねぇ。僕は、高校生の時に、スポーツ新聞の記者になりたいと思った事ありましたので、今日のPSコーナーは、日刊スポーツ記者のつもりで、記事を書いてみます。
PS1:
TV観戦をしていて、一番のショッキングシーンは、VIP席を写した映像であった。FIFAのブラッダー会長の横には、韓国サッカー協会の会長で、FIFAの副会長している鄭さんが、厳つい顔で座ってるジャン。まぁ、副会長だから、この席配列は仕方ないけど、日本の小倉JFL副会長が、VIPの後方に座ってるのが、悲しいよね。次は、日本から、副会長選出されるように、しないといかんね。キングカズを担ぐしかないよ。カズ以外に、FIFAのVIP席に負けない器はいないよ。キング、JFLの会長→FIFA副会長になってくれ!
PS2:
韓国チームって凄い頑張ったよね。後半に、一人、レッドカードで退場したけど、10x11の人数のハンディーをよくしのいだよね。審判の判定もすごく微妙だったから、あれで、韓国が負けていたら、絶対、疑惑の判定として、韓国人サポータは、熱狂しただろうね。僕にとっての韓国サッカーのイメージは、2002年日韓ワールドカップの「韓国xイタリア」「韓国xスペイン」が印象的。マスコミの加熱、テレビ放映のアングル等、すべての映像を信じてはならないけど、韓国選手のアンフェアーなプレーが取り上げられた。後に、FIFAも過去100年ワールドカップの10大誤審として、上記2試合から、4つのプレーを選んでいる辺りが、韓国3位躍進に影を付けちゃったんだけど。また、その後、イタリア戦のエクアドル出身の主審は、FIFAから理由不明の永久追放されているから、本当に、闇っぽいよね。2002年に、韓国は、ワールドカップ3位の名誉を得ながら、正直、国際サッカーファンから烙印を押されたと思う。特に、ヨーロッパからは、完全に見放された。FWの安貞桓(アンジョンファン)は、イタリアリーグ(ペルージャ)をクビになり、スペイン移籍考えるも、引き受け先なく、清水エスパルスに移籍させられたし、韓国との親善試合は、ラフプレーをするからと多くのヨーロッパクラブが拒絶したりもした。
今の世代からしてみたら、6年前の世代が犯したプレーにより世界に与えたイメージを背負って試合をする事となる。正直、今日の僕は、韓国選手のファウルプレーに、正直、微妙に敏感になっていたし、多くのファンが、韓国は、「なりふり構わず、ラフプレーをしてまでも、勝ちに拘ってくる。特に、日本に対しては、尋常でないプレーをする!」って思いながら、見てたんじゃないかなぁ~って思う。でも、実際は、そんなことなく、あのレッドカードで退場させられたシーンなんかは、ビデオ再生で振返ってみても、ちょっと、韓国にとっては、可愛そうだったかなぁ~って、正直、感じました。監督・コーチまでも退場になる始末だし。また、日本人選手の方が、不必要なラフプレー、相手を挑発するようなプレーがあったのではないかなぁ~って思う。 僕が言いたいのは、前の世代が犯した(酷評された)事を、背負って戦う今の世代は、イメージが先行してしまい、相当、不利な状況にある中で、120分しのぎきって、PK戦にもつれ込ませ、結果、勝利した昨日の韓国チームは、相当、根性あるよ。これって、評価できる戦いだっただろうね。尊敬に値する。
昔の話で、第二次世界大戦のイメージを背負っている我々、555世代は、昨日の韓国チームから学ぶ事があるような気がしました。 さて、日本チーム。羽生は、絶対、明日の朝刊で、ガンガン責められるだろうなぁ~。プロだから、結果が全てだし、それも、仕方ないのかもしれない。でも、酷評するのは、皆、アマチュア連中。仮にすべての国民がプロならば、羽生だけを責める事はしないだろう。なぜなら、プロとして、羽生が一番悔しい事を知っているから。。。だって、あのロベルト・バッジオだって、94年のアメリカワールドカップのブラジルとの決勝戦のあの場面で、PKを外している。自分が、あのシーンで蹴るとしたら、あなたなら、決められますか?羽生選手、期待してますよ。きっと、彼は、次、やってくれます!
PS3:
2002年ワールドカップでの韓国チームの戦いぶりは、YouTubeで、相当叩かれています。以下、YouTubeリンク先を添付しますが、オフィスでクリックする方は、ボリュームを最小限にしてくださいね。あと、これを見て、感情的に、韓国を責めないで下さいね。また、韓国ひいきする僕を、「お前も朝鮮人か?」って言う人がいたら、悲しいから反論しないけど、そんな低レベルな議論は辞めましょう。世界は、ボーダーレスですから・・・。この映像は、ヨーロッパを熱狂的にかく乱させましたが、ヨーロッパ寄りに作られた映像である事も、見る人は理解しないといけないです。見るもの全てに感情的になるのではなく、そこから、何を感じるか、どう対応するかってのが、重要となる訳です。

では、世界を騒がした映像をどうぞ!2002 World Cup ( ITA vs KOR ) ( ESP vs KOR ) wrong referee