2007年8月6日月曜日

Venus Fortの観覧車が語りかけるもの


今、僕が、住んでいる寮は、お台場フジテレビの球体に手を伸ばせば届くのではないか? Vnuus Fortの観覧車からは、僕が、外でタバコ吸って休憩している姿が見えるのでは?ってぐらいの近いところに住んでいる。何も知らない人は、「いいところに住んでるねぇ~」って言ってくれるけど、僕は、観光地に生活する人の気持ちが分かる。近所にスーパーや家電店舗はないし、僕が、テストや授業やらでピリピリしている時に、家族連れで、お台場観光しているファミリーみると、悲しい気分になるよね。
悲しい気分になると言えば、MBAスクールが始まったばかりの頃、フィリピンから来ている生徒が、羽田に発着する飛行機(これも手が届きそうなところを通過してく)を見てると、故郷の子供を思って、ホームシックになる、悲しくなってくる、って嘆いていた事を思い出す。当時は、「馬鹿じゃねぇ~のぉ!僕よりも、年上で、そんな、弱気な事、言ってたら、いかんだよ!」なんて、通学の電車の中で、ガハハハ笑いながら会話してて、新橋駅付近で、下りの新幹線が通過するのを見て、今度は、自分が、「あれに乗ったら、田舎に帰れる。帰りたい!」って思って、悲しくなっている555を見て、フィリピン人は、ガハハハしてた。あれは、本当に、やばくて、新幹線が新橋で停車する設定ならば、絶対、乗っちゃったと思うくらい、睡眠2~3時間で、毎日を送ってた。あれは、本当に、限界の時期だったなぁ~。
先週、今週の生活ってのは、図書館に缶詰。時々、図書館の机に伏せて寝て、起きて、パソコン叩いて、気分が乗らないって、外に出て、タバコ吸って、コンビニに、2リットルティー買いに行って、図書館に戻って、ガブガブ飲んで、パソコン叩いて、疲れたぁ~って、タバコ吸いに外出して、膀胱破壊しそうになってトイレに行きたくなって、すっきりして、図書館に戻って、パソコン叩いて、PC叩いて、パーソナルコンピュータ叩き割りたくなって、論文を書いています。ネタ尽きて、書けなくなるから、また、外に散歩に出かけ、ボーっとして、また、図書館に戻ってくる。ってなローテーションを繰り返している。 そこで、ピクピクってくる風景がある。VenusFortの観覧車だ。神経的に滅入っているからか、なんか、ムカついてくる。それには、深い理由があるから、その深い理由をブログします。(長ぇぇぉ~、前説が・・・)
今の奥さんと出会う前に付き合ってくれた彼女さんは、僕と、一年間ほど、付き合ってくれたんだけど、ある時、振られる事となります。丁度、会社が夏休みだった頃だったと思います。だから、その夏休みを利用して、国内旅行に行ったのですが、僕にしてみたら、「楽しいルンルン旅行」。当時の彼女さんにしてみたら、「この人と付き合ってて、何かメリットあるか?最後に、それを見極めをする旅行」っとの位置付けだったらしいです(Byその時、歴史が動いた的フィードバック)。
そんな事、全然、知りませんから、当時の僕は、ドライブ休憩で立ち止まったドライブインでは確実に、ソフトクリームを購入し、どこの店が一番美味いかって一人ランキング付けに夢中で、彼女さんの要望にミートする事を全然しませんでした。結果は、自ずと、The Endって事になる訳で、僕にとっては、悲しい失恋って事です。当時の彼女さんにしてみたら、他に気になっていた人がいた様で、555とバイバイした後は、その気になっていた人っとデートをし、新しい目標に向かって走り出すことになります。僕は、置いて行かれてしまいました。その彼女さんも、賢いね。2股とは言いませんが、転職するのも、彼女彼氏を乗り換えるのも、白黒ハッキリした後って綺麗ごと言うよりも、グレーの期間を、うまく使うテクニックには、脱帽です。
19歳ぐらいから、結構、長い間、運よく、どうにか、彼女さんがいたので、彼女がいないと何をして良いのか分からず、正直、困ってしまいました。定年後の良くあるオジサンの心境でしょうね。今の奥さんと出会うまでに、その後、8ヶ月くらい、ボーっとしてた事になるのですが、何をして過ごしていたのかも、よく覚えていません。そうだ、NYに行って、Happy Millennium(Just year 2000)を祝したなぁ。まぁ、チョコチョコは、遊び呆けてましたが、ただ、中学時代からの友人が、心配して、会社帰りに、よく僕の家に寄ってくれて、「555、何やってる?」って声を掛けてくれたのは嬉しかったです。
しかし、当時の僕は、部屋を暗くし、ローソクの火を灯し、その光を一眼レフで撮影して満足していましたし、アントニオ猪木の人形を使って、一人プロレスゴッゴして遊んでましたし、相当、心配してくれた中学からの友人は、「555、合コンだぁ~ぁ~!」って声高々言うのですが、「ビュェェェ、どー♪でも、いいですよぉ~♪人は、歩むことを辞めたとき・・・・、その一歩が道となり・・・・迷わず行けよ、行けば分かるさ、ありがと!」って絶叫するくらいだから、要するに、末期状態である。誇張して書いてますが、事実のところもあります。
そこで、なぜ、VenusFortの観覧車を見ると、ピクピクくるのかって理由の話になりますが、当時、振られた555は、超楽観的でしたので、復活できるのではないか?っと思って元彼女さんに電話した所、電話に出られた元彼女様は、惜しげもなく、「今、新しい彼氏候補と、VenusFortで観覧車の行列に並んでるの!」だってさぁ。ふぁぁ~、猪木、お前だけは、俺の見方だよな?延髄蹴りぃ~ってな感じだよね。なんか、そのコメントがショックで、結構、頭に残ってるのよね。
今までも毎日の様に、電車から眺めているんだけど、そんな過去を振り返る事もなかったし、また、そんな余裕もなかったのかもしれないけど。今、卒論で、ボーっと、タバコ吸いながら、観覧車を眺めてると、そんな事、思い出しちゃうんだよね。そうそう、今の奥さんと出会う前に、野心に燃えていた僕は、勝手にリベンジだと思って、当時、大好きであった別の女の子を誘って、Venus Fortの観覧車に乗って写真を撮った事も思い出す。結果、ご縁なく、実力なく、全くオーラなく、すべてが the end って結末な訳だから、VenusFortは、僕にとっては、偉大なモニュメントなんです。
今、ボーっと眺めてみて、何を思うか?
うぅ~ん、なんか、サッパリしてんだよね。毎日、通学の行きと帰りの2回は視野に入る観覧車だけど、こうもボーっと1日に10回以上見ると、サッパリしてるけど、なにか、考えちゃう自分がいる訳で。格好付けてる訳じゃないけど、別に、僕を悲しくさせた元彼女さん&敗者復活で僕を敗者にしたanother彼女さん候補に対して、「今に、見てろ!絶対、後悔させてやる!」ってなリベンジ心も無いし、逆に、僕は相当な自己中心野郎なので、豪快な迷惑掛け続けた自分を反省し、馬鹿だったなぁ~って悲しくなる訳で。。。
正直、観覧車を見ておもう事は、「あれを、失恋って言うんだよなぁ~。よく、あの時期を乗り切ったなぁ~」って自分を褒めてるよ、こいつ。要するに酔ってる。他人から見たら、ほぼ、泥酔。相当な、ナルシストっていうか、自己愛の泉って言いますか、楽観野郎っといいますか、終わりよければ全てよし路線に、強引に乗せようとしている。
思い起こせば、現役大学受験に失敗した時も、激動な浪人時代を終え、振り返ってみると、「あれは、いい思い出だなぁ~、同期仲間と、大学生になる!って夢を、大いに語ったなぁ~。」って過去を美化する。そんなんじゃ全然駄目で、プロの世界では、もっと、反骨心旺盛に、その悔しさを忘れず、歯を食い縛って、「絶対、見返してやる。追い越してやる。」って思わないと、成長しないらしい。本当に、プロの世界は、嫌になるねぇ。
僕は、プロを目指しますが、他人に恋人を奪われたから、他人に偏差値で負けたからって理由で、奮起しません。だって、自分と戦っている訳だから。。。。(ふぅ~、うまく、まとまった。。。) さてっと、もう1回、タバコ吸いながら、VenusFortの観覧車眺めに行って(図書館から徒歩20歩)、その後、卒論やるぞ!これも、乗り切るぞ!