2007年8月12日日曜日

これがニッポンの夏!


暑いよねぇ~、本当に、暑くなってきたよねぇ~。太陽ガンガンだし、蝉の鳴き声が、絶対、心理的に暑さを増幅させる。地球温暖化とかって言われて久しいけど、これは暑い。そんな日本の夏を満喫するために、555にとって絶対不可欠要素である田舎に2泊3日で帰省する事とした。大東京でも夏は満喫できるけど、僕にとって絶対に欠かせないイベントに参加する為に帰省した。
花火大会って日本全国、今が旬よね。我が田舎でも全国に誇れる花火大会があります。袋井花火大会って言って、袋井の地名自体は無名な小さな街だけど、マスクメロン生産量に関しては全国一だし、夕張メロンほどのブランド力はないけど、今後、絶対に全国区になる品種だろうね。その袋井市が花火大会を主催。その規模が、全国一に入る花火量だろうね。また、全国花火師による花火コンテストも同時に開催しているから、新種の花火技術を満喫できる。今年の隅田川が30回記念大会っとあって2万発らしいが、袋井はここ10年間連続、3万発を2時間弱で爆発させている。長岡(3尺玉)には勝てないが、袋井の2尺玉(直系60cm玉)打上は格別だよね。僕的には、長岡(三尺玉&2日間で2万発)、富田林(PL12万発&ナイアガラだけで8,000発)、袋井が全国ベスト3で、次に、秋田大曲(人口4万人の街でありながら、観客75万人が一夜に集まる!)あたりがランクしてくるかなぁ~って勝手に評論家している。世間的に3大花火大会という場合、秋田大曲、茨城土浦(2万発)、新潟長岡らしいね。諏訪湖は、4万発やるらしいね。激戦だけど、確実に言える事は、花火大会は田舎ってことが約束事だね。がんば
れ、がんばる田舎!
第1位 新潟長岡   三尺玉の歓声だけで想像できる迫力さ
第2位 PL大会    ほとんど火事か爆発って感じ(ヤリスギ感アリアリ、ラスト8分映像
第3位 遠州袋井   至近距離ってのが最大の魅力(エレガントさ抜群)
第4位 秋田大曲   5分30秒以降は圧巻(75万人集客力は抜群、真円度なら一番)
欄外  Boston7/4  カメラのアングルがUSA、9分間の演出は凄い!アメリカっぽいよね
一回目の大ピンチ
僕は、この時期、日本に滞在している場合、確実と言っていいほど袋井花火を観覧している。一度、大ピンチの時があって、以前のブログ(VenusFortが語りかけるモノ)でも述べたように、夏休み真っ只中に元彼女さんよりサヨナラ言われた時も、袋井花火大会だけは行かねば!って焦って、起死回生的に高校3年生の時に仲良くしてくれていた女の子と行くことに成功した。予備校で遅くまで勉強していて、夜、一緒に帰ってくれた子で、18歳当時、恋愛感情はなかったけど、寒い冬の夜に、自転車で一緒に帰って、先にその子を家に送り、バイバイする時に、いつも貰っていたホッカイロが、凄く温かかったなぁ~って懐かしい。まぁ、起死回生で花火を見たときは、同窓会雰囲気で、花火自体を満喫できた。あれは、危なかったなぁ~って懐かしい。

二回目の大ピンチ
2回目に訪れた大ピンチは、昨年の袋井花火大会だったなぁ。MBAスクールに合格してたけど、8月末までに、TOEFL&GMATテストにて点数クリアーしなきゃならなかったから袋井花火どころの話ではなく、夏休み真っ只中だったけど、会社に行って、会議室でGMAT問題集を一日中セクセク解いてた。今、思うと、Lovely奥さんがお弁当作ってくれて、それをもって会社に行って、終日缶詰勉強。世間は、夏休み!なんだけど、人生掛けていたため、英語勉強に無心だった。朝、会社に行く時も、奥さんから、「今日は、袋井花火だけど、どうする?行けそう?」ってな質問に対し、「どうかなぁ~、最後のGMATテストまでに1週間切ってるからなぁ~。午後の出来具合次第だけど、まぁ、行けないものっと思っておいて!」って話して会社に向かった。あの時も太陽の光はガンガンだったし、外では蝉がミンミンだったけど、会議室の中だけは冷房ガンガンで耳栓しながら机に座ってた。

夜の20:00頃だったかなぁ?携帯に電話が掛かってきて、まぁ、携帯画面を見たら奥さんからだったんだけど、その電話にでると第一声が、「ぱぱぁ~、はなび、はなびぃ、いくぅ~?」って長男が電話掛けてきた。まぁ、奥さんのトリックだと思うけど、その声を聞いて、急に、花火に行きたくなって、「よおぉ~しぃ、いくかぁ!」って事で、奥さんに会社まで来てもらって、その足で袋井に向かった。到着した時には、もう、最後のスターマイン(まぁ、そのスターマインが15分くらい続くんだけど)くらいのタイミングだったけど、家族水入らずで、楽しい夏花火だったなぁ~って思い出す。ちょっと自己中心になり過ぎていたし、奥さんからの「ベスト尽くして、駄目だったとしても後悔しないように、好きにやればぁ!」って言ってくれたことに甘え、良いパパすること無視してた。

これが、これこそが、ニッポンの夏!
今年の8月11日(土)は、午前中に長男と二人で、仲良く手を繋ぎながら、浜松まで電車で出かけ、東映映画「仮面ライダー電王」見てきました。これも日本の夏のワンシーンだろうね。その後、冷やし中華を食べた。これも、日本の夏。午後は、疲れちゃって、帰宅して昼寝。いい夏だぁ、昼寝はニッポンの夏を加速させる。そして、夜は、袋井花火大会に皆で出かけた。息子達は浴衣着て、「バババ~ン!」って叫んでる。ほのぼのシーン。最後のスターマイン見ることなく、なぜなら、息子達、スヤスヤ寝始めちゃったし、渋滞するのも嫌だから、早めに帰路に着くこととなる。自宅について、車内でグッスリクピーの次男をキャリアーに移し、長男をグット抱き上げマンションへ。彼ら、汗ビッショリで浴衣とかビチョ濡れ。体が火照ってる長男を抱きながら、酸っぱいほど鼻にツーんっとくる汗臭さに頭フラフラしたその時、、まさにその時、その瞬間が、僕にとって今年一番のニッポンの夏でした。長男をギュッと抱きしめた。寝ていて抵抗しない彼を、強姦するように、キスしまくった。
今年一年、パパは単身赴任で自宅を不在にしていたし、ママが風邪気味の時は、いつも馬鹿で甘えん坊な長男も、必死にママを心配し、我が家で一番年上の男性として、彼なりに、「しっかりしなきゃ!ママを守らねば!」っとでも思ったか、僕が想像もつかないストレスを感じていただろうし、公園に行っても、他の友達はパパと遊んでたと思うけど、「なんで、僕のパパは、家に居ないのかなぁ?」って思っただろうし、そんな彼の寝顔を見て、ギュッとしてあげた。いい夏だね。これが、ニッポンの、最高の夏だぁ!