2007年8月19日日曜日

餃子日本一を背負って・・・


現静岡県議会議員の大岡敏孝さんって、僕よりも2歳年上なんだけど、それは、それは、立派な方なんですよね。滋賀県生まれですが、鹿児島ラサール、早稲田政経、松下政経塾、スズキ自動車勤務し、27歳にて浜松市会議員へ立候補し、当選獲得票数3,000票がボーダーな中、1万票を超える支持を受け、トップ当選された。その後、浜松市長選挙へ、30過ぎで立候補し、敗れはしたものの8万票獲得した。そこで踏ん張り、今は、県議会議員として、最終的には、国政を目指しているのではないかと思う。(大岡議員HP:oooka.com 格好良い!)

参考までに、左上の写真は、ホームページより、彼のキャラクターを貼り付けさせてもらいました。こんな感じの人です。実は、今から10年ほど前でしたが、彼が、まだスズキに勤務されていた頃、とある貿易実務研修みたいなセミナーに参加した際に、彼とは、一緒にビールを飲んだ記憶があります。私は、違う会社から、そのセミナーに派遣されてましたが、富士山の麓に2泊3日で缶詰になって、インボイススイッチやら、Bill of Ladingやらの通関業務を学ぶ場でした。大岡氏は、その時から、市議会選挙に出る!っと公言していた為、僕は、「最低当選得票数が、2,000ぐらいだから、行けるでしょ!頑張ってくださいね!」なんて、応援したんだけど、結果は、トップ当選されて、誠に申し訳ないコメントをしてしまったなぁ~って後悔している。彼は、度量が大きく、「目指すからには、トップ当選を目指しますよ。今度、うちに来て、飲み会でもしましょうか?」って誘ってもくれたけど、それ以来、疎遠になり、遠くから彼の街頭演説を見ることで、影ながら応援させてもらっている。

前置きは、このくらいにして、555が浜松市議会議員選挙へ立候補すると仮定し、その時の公約をこのブログで詠ってみたいと思います。今では、故郷は、政令指定都市へと飛躍し、人口80万まで伸びてますので、市会議員最低必要得票数は、4,000票が必要となっています。その為、その4,000を取りに行く施策を訴えてみます。



浜松文化大革命
我が故郷と言えば、ピアノ、バイク、ウナギって単語が並びますが、これらは、すでにブランドとして確立されており、不動の位置付けとなっている。ウナギは近年、鹿児島産に押されてきてはいるが、春華堂のうなぎパイは全国区ですし、パッケージとしての実力は、先代社長の東京駅キャンペーン初め、不動っといっていいでしょう。そこで、ここ1年で、故郷を活気付けるもうひとつのアイテムが加わろうとしています。餃子です。餃子の消費量が、日本一になろうとしています。

政令都市&県庁所在地だけでの国勢調査で、浜松はいつも除外されてましたので統計外でしたが、この度、事前調査したところ、宇都宮が4,000円レベル(一家の年間消費量)に対し、浜松市は、3倍の12,000円を越える見込みらしいです。私見として、12,000円(1,000円/月平均)は、一人当たり成人消費量かと思えるほど、一家で12,000円は、少ないのでは?っと浜松市民は思うのではないでしょうか?この基準は、総務庁が定めていますが、冷凍チルド、餃子専門店での外食費等は、含まれないためです。なんせ、街には、80軒もの餃子専門店(専門だよ)が乱立し、餃子を扱うラーメン屋もカウントすると、300以上になるそうです。ましてや、家で餃子巻く文化も根付いている為、それらもカウントされないと思うと、悲しいですが、正直、ダントツですし、もう食文化なんです。我が家では、長男は、3歳にして、ママの晩御飯準備で、餃子まきを手伝っている為、すでに、3歳から英才教育は始まっているのです。

浜松餃子は、肉よりも野菜が多く、その甘みが特徴で、お皿に盛り付ける際に、もやし炒めもセットに付けるあたりが特徴でしょうか。また、個人的にこだわってますが、ラー油が、一味唐辛子粉入りってのが、僕が大好きな理由です。自宅では、ほとんど、キッチンに立つことがない僕ですが、唯一、自分のラー油を作る時だけ、自分でコンロの鍋に全力を注いでいます。宇都宮には、本当に申し訳ないですが、浜松は、製造業を抱えており、夫婦共稼ぎ家族が多く、ママが残業で帰宅が遅い時は、餃子が晩御飯ってのが定番ですし、オジサン達は、居酒屋気分で餃子専門店でビールのツマミとして餃子を摘みますし、母校の学食でも餃子ラーメンが単独メニューとして成立している辺り、ダントツなんです。以前、高校野球で、浜松シニアから横浜高校へ多くの素質ある選手を送っているっとブログした事がありますが、当然なんです。だって、彼らは、練習で疲れた体を、うなぎ&餃子(たまに、すっぽん)で、癒す事ができ、精力ガンガンな訳ですから!

しかし、餃子の話になった時に、「浜松が一番。宇都宮ではない!」なんて、宇都宮をライバル視した低俗バトルは避けなければなりません。イチローが日米合算で3,000本のヒットを最速にて更新している時に、張本氏が、「いずれにせよ、日本球界の記録は私ですから!」っと言うのを多くの人が虚しいと感じるのと同じように、宇都宮は何も言えないし、ましてや、イチローもそんな事に拘っていない。要するに、浜松餃子は、ブランド向上の為に、ライバルを他に求めなければならない。


宇都宮さんへ:
僕は、過去2回、宇都宮を訪問しており、その際、5軒程の餃子を食べ歩いています。正直、宇都宮では、餃子しか食べた記憶ありません。宇都宮餃子は、さすが、激戦区とあって、サッパリした味、何個でも食べれるんじゃないか?って思えるほど美味しいことはファンとして認めています。今後も、いい勝負していきましょう。


B-1グランプリ優勝を目指す
日本全国のB級グルメが集い、毎年、グランプリを選出している(リンク先)。過去2回実施しており、2年連続チャンピョンは、「富士宮焼きそば」で、富士宮は、B級グルメにて広島商業になろうとしている。はやく浜松も追いつかないと、差が広がるばかり。時間は、そうない!注目すべきは、静岡おでんが、3位入賞。さらには、21地域が参加している大会において、静岡県参加地域は、5つ(裾野・水餃子、袋井・たまごふわふわ、浜松・餃子)と、B級グルメ会における静岡は、大激戦地区な訳です。要するに、敵は宇都宮ではないし、敵は県内市町村って事になる訳です。


B1グランプリにおける作戦を考える
確かに、富士宮やきそばは美味い。あの肉油カスは、競馬で言うところの重量ハンディーを付けなきゃならないくらいに美味い。土地柄、学会さんの富士研修のお土産として、焼きそばが全国家庭へ浸透するその組織力ってのも素晴らしい。学会パワー以外にも、東洋水産とタイアップして「富士宮やきそば」を全国スーパーに供給しているのもマーケッティング的に完敗だし、久本雅美妹を親善大使に雇っているのも、浜松の5歩先を歩んでいる。ライバルにして、不足はない。

餃子は、B1で勝つために、相当のハンディーを背負っている。最大の難点が、餃子のタレ。池袋ナンジャタウンの餃子博物館でもそうだが、テイクアウトした時に、あの油まみれの餃子タレ袋を破るのは至難の苦労だし、油と反発するタレが、見栄え&食べやすさの点において、相当な不利を被っている。これを打破しないと、B1ステージで勝つことは正直、難しい。要するに、餃子タレを粉末化orおたふく粘性ソースに改良する必要性が出てくる。これが、今後100年、B1グランプリの座を不動の地位にする為に求められる。超長期的な野望だし、このタレ革命こそが、餃子文化大革命の所以でもある。静大農学部、静岡県立大食品衛生学部、または、浜松医大、頼む!究極の産学共同革命興しませんか?


市議会選挙の公約
1)B1に勝ちに行く街づくり基盤整備
2)餃子だけによる市街地活性化プランの実践
3)浜松市立の公立学校のナップサック革命


公約実行のアクションプラン

浜松市市街地の不況は、悲しい限りで、旧松菱デパート撤退後のテナント不作は、象徴的。故、2010年目指し、松菱跡地に「B級グルメ-PRIDEグランプリ会館」をオープンさせる。なぜ、高田延彦のPRIDEが注目を浴びるのか?キーワードは、異種格闘技、真剣ガチんコバトル、敗者は去れ!の3つに尽きる。これを餃子B級バトルに結びつけると、

1)
遠鉄高架下にいまある「ラーメン横丁」だけでは、全然、物足りない。惜しい。松菱跡地に、8店舗入居できるスペースを確保し、4軒分=餃子専門店による経営、他の4軒=異業種B級ウェルカム(銀たこ、焼きそば、もんじゃ、なんでも来いや!宇都宮が、あーだーこーだー言うようなら、道場破りに来いやぁ!)。そこは、厳しいバトルの場であり、3ヶ月毎に、人気投票による入れ替えが行われる。そこで、勝ち続ける事は、名誉な事であり、B1グランプリを勝ちに行く予選の場ともなる。そこでは、一皿300円に設定し、入り口で割り箸を客に配り、その割り箸を2票分として、好みの店に投票していく。3ヶ月の短期間勝負。年間チャンピオンは、田町浜松祭り激練り同好会による激練訪問の根拠ない名誉を獲得する。
2)
富士宮が、地理的好条件に由来する富士学会研修を味方に、全国区になった事は、学習済。我が故郷の人口的好条件とは、日本一の人口を抱えるブラジル人ネットワーク。当然、PRIDE年間制覇のB1店には、サンバチーム訪問し、そのサンバチームのブラジル派遣により、僕達は、地球の裏側から、このB1-PRIDEを普及させていく。どうだろうか?サンパウロに住む日系移民の方々は、このB級グルメこそが、日本の食文化と認識しているはずだし、涙するのではないでしょうか?このサンバとのタイアップこそが、街の活性化、誇りある街づくりへと向かわせることとなるのではないでしょうか?
3)
雪国まいたけの「♪きのこのこ・・・・♪」は、しいたけ嫌いな子供達を熱狂させた。要するに、中学生の通学用ナップを餃子をモチーフにしたリュックサックへと改良する。どうみても、可愛い。修学旅行で訪問した各地で、ちびっ子達は、「なにあれ?カワイイ?」って事になる。浜松市中学生は、このことから、郷土への愛着、誇りを感じる事となる。観光地で、「なんで、餃子なの?」って聞かれた中学生達は、「あっ?これは、僕達のライフスタイルです。」って多くを語らず、Cool!教育の現場に、商業的要素を持ってくる事には、賛否両論あるが、目指すは、「郷土への誇り高揚」&「ちびっ子まっしぐら」である。


選挙結果の予測 (編集後記)
この公約で、4,000票取れるでしょうか?絶対、無理でしょうね。それに、この公約は、Sustainability(持続性)が乏しいですしね。そういった意味でも、前述の大岡県会議員は、偉大ですね。僕の場合、市議会選挙は、落選ですね。そして、笑い者になっちゃいますね。そしたら、この企画を背負って、「マネーの虎」にでも出演応募します。


数分の沈黙のあと、虎たちが噛み付いた!
きっと、ワタミの渡邊社長or美空ひばり長男あたりが、噛み付いてくれるんじゃないかなぁ~って期待しています。PRIDE会館のオープニングでは、浜松市長によるテープカットの後、総合企画プロジューサーの555がマイクを握り、次のように叫ぶ事を夢見て、この企画、封印しておきます。

全国のB1ツワモノども、出てこいやぁ~!
今、確実に言えることは、北海道千歳と浜松市過疎地で仕事している高校時代の友人2名だけは、「おぉぉぉ!」って熱狂してくれる事だけは、確信できる程度です。