2007年6月17日日曜日

父親参観会


6月16日(土)に息子の通う幼稚園の父親参観会があり、出席する。8:15~13:10のわずかな間だったけど、これって、かなりの肉体労働だった。イベント的には、9:00~体育館にてお父さんと遊ぶ、11:00~お父さんと一緒にランチ、12:00~お父さんと折り紙。振返ってみても、大した事ない、カリキュラムなんだけど、実際に参加してみると、どっぷり疲れちゃった。

お陰で、16日(土)は、晩御飯食べたら、すぐに寝ちゃって、BLOGを休む羽目となる。絶対、主婦って、いつも、あいつらを相手にしていて、絶対、タフだぁ!っと思った。精神的には、分からないけど、肉体的には、ずっと、サラリーマンの方が楽だね。肉体的疲労を分析してみると、子供に呼ばれて反応して、立ったり座ったり、ちょこちょこ動く息子に、ヒヤッと反応したりと、今までにない動作環境が理由だね。

もう、長男も3才になって、先頭の写真(パパの絵)を描けるまでに成長してくれて、可愛いね。一応、両目もちょんと書いてるから、画期的進歩。帰省するとパパぁ~って叫んで、近寄ってきてくれるから、本当に、可愛いねぇ。でも、成長を喜ぶと同時に、悲しい面もあったりして・・・

【最近、めっきり、悲しかったこと】
1) --GWまでは、トーマス愛好してたけど、今は、仮面ライダー。今回の帰省では、トーマス電車、一回も触らず。あんなに、いっぱい、トーマス電車買ってあげたのに。。。

2) --次男が、パパへの恐怖心から近寄ってこないと、冷静に、「ママの方が好きみたい!」っと、賢い長男が、解説してくれる。

3) --長男に、「一緒に寝る?」って聞くと、本気で、泣いて拒否してくれる。

4) --現在、一つの部屋に家内+長男+次男と3人で寝ている為、たまの帰省時に、一緒に寝よう!っと乱入すると、長男は、まるで、僕を仮面ライダーの悪役扱いで、ママを必死にかばう。正義感強いけど、結構、悲しい。

5) --悪いことしている長男に対し、「そんな悪いことしてると、一緒に、寝ちゃうぞ!」ってふざけて言うと、本当に素直に、やさしい子に変身する。

6) --帰省時に、長男+次男と一緒にお風呂に入るけど、次男は、密室でパパと一緒なのが恐怖らしく、お風呂の最中、10分くらい、ずっと、泣き続ける。反響して、それは、それは、大きな声で。すると、長男が、「お風呂でたら、すぐに、ママに会えるよ。。。」って次男を慰めている冷静なコメントが悲しい。


まぁ、たまぁ~に帰省してみると、勉強の事も忘れ、仕事の事も忘れ(久しく忘れてますが)、また何か違ったフィーリングで単身赴任もちょこっと、悲しいけど、なんか、じゅわぁぁ~って、枯れてたスポンジに水が吸収されるようなエネルギーを得ることができる。まぁ、今回のブログのテーマが父親だから、そのことについて、ちょこっと触れます。

息子たちに何を期待するか?ってのを、自分に問いかけてみたいと思います。やさしい子、勉強できる子に成ってほしいとかって、正直、あまり思わないんだよね。これって、同世代の親たちも、みんな同じフィーリングじゃないのかなぁ?正直、今現在は、何も期待することないかなぁ。嘘をつかない子、思いやりのある子、他人に迷惑をかけない子とかってのも良いんだけど、なんか、息子たちに何を期待するかなぁ?って考えれば考えるほど、自分が親としての役目ってのを考えさせられる。

僕も両親から養われていた時期がある訳で、両親は、共働きで、祖父母と一緒にいる時間が多かったけど、一番感謝しているのは、中学2年生の時に、ロンドンに英語語学留学の機会を与えてくれた事を非常に感謝する。夏休みに3週間ほど、ホームステイする機会を与えてもらったんだけど、費用的には80万~100万円くらい、当時にしたら、結構な額で、一応、JALで往復したけど、日本帰国便が成田に到着したときに、乗客が無事な着陸に対して、拍手している光景をいまだに思い出す。この件は、僕が、外大に入学することによって、どうにか、辻褄を会わす事は出来たけど、正直言って、当時の僕にしてみたら、ロンドン留学は、遊びだったし、親の思いなんか、正直、実感してなかったけど、いま、振り返ると、偉大な経験なんだよね。ロンドン留学の他にも、子供がやりたい!って言う事を、いっぱいサーポートしてくれたと思う。小学生の時にも、広島とか、友達同士の旅行に旅費を負担してくれて送り出してくれたし、それって、金額的な負担も然る事ながら、リスクとかもある訳で。。。感謝の心でいっぱいだ。(言葉にして表現することは一切ないけど)

今の僕を形成するのも、自分で作り上げてきたと言うよりも、親から与えられた環境(予備校とか大学とか、旅行とか、パソコンとか)、そこで知り合った友人とかを通じて、形成されている部分が大半を占めるわけで(下手をしたらAllかもしれない)、自分たちの息子に何を期待するかって問い詰めると、期待するよりも、いっぱい、良い経験、悪い経験を親として最大限、与えたいなぁ~って思う。その中で、息子たちが、その経験を通じて、何かを学び取ってくれたら、うれしいなぁ~、Happyだなぁ~って思っています。経験すると、何かを学ぶわけで、嫌いとか、好きとか、楽しいとか、くだらないとか、ムカつくとか、、、、何でもいいんだけど、何かをゲットしてくれたら、Happyだね。そんな機会を与えられる親になりたいと思っています。

あっ、あった、息子たちに期待することが。我が家は、下手にAmericanizeされていて、頻繁にDeep Kiss を楽しむ。同姓だからって気にしない。いつしか、絶対、息子達は拒絶する時が来るかと思う。そんな時が来ないことを期待したい!